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【軽いのに、重い！！　〜楮で漉いた造形　ぶつぶつ、ごわごわ〜】

概要

紙の中でも優れている和紙は三椏・楮・雁皮の原料を手間暇をかけて作り出されます。
現在、伝統的な和紙を作る手漉き和紙職人が減少する中、全国的に手漉き和紙の保護・継承活動が勧められています。
富士市においては江戸時代に三椏を栽培し駿河和紙として富士川沿いに多くの手漉き和紙工房がありました。時代の流れとともに衰退し、今ではその面影はありません。
今回の友田多恵子展〝軽いのに、重い！！〟では、和紙の原料の中でも、一番強いとされる「楮」が素材です。古来より日本人の身体になじんだ、「墨」「柿渋」を色料に、紙という物質の意外な可能性を、彼女は独自の方法によって引き出しています。
世界に、類例のないペーパー・ワークの世界を切り開いた作家として、表現された作品を展示します。友田氏の紙に対する熱い想いが会場内を埋め尽くします。

フライヤー

フライヤー1（PDF）　フライヤー2（PDF）

プロフィール

友田多恵子

【略歴】

1945

大阪生まれ

【主な個展】

2008

ギャラリー山口　2006　東京
OST ART GALLERY　ベルリン　ドイツ

2010

海岸通ギャラリー・CASO 2006 2009 大阪

2013

正木美術館 正木記念邸 大阪

2014

ART FORUM JARFO 京都

2015

鐘路ギャラリー ソウル 韓国
美濃和紙の里会館 美濃 岐阜
LADS GALLERY 大阪

2016

w Galerii Connaisseur クラコフ ポーランド

【主なグループ展】

2003

Paper Art Korea-Japan Vasby Konst Hall ストックホルム スエーデン

2011

素材と表現展 釜山 韓国
日本のかたち展 2006から毎年 ミラノ イタリア
Le spectacle de la nature-Japon ブールージュ フランス
清州国際工芸ビエンナーレ 清州 韓国

2016

びわこビエンナーレ 2014 2012 近江八幡 滋賀

2017

国際丹南アートフェスティバル ～2002から
2002優秀賞 福井、金沢、京都、大阪、神戸

特別講座

アーティスト トーク